9月3日という日

私も当日会った友人から知ったのですが、かのドラえもんの誕生日だそうです。ちなみに何歳か調べたら当然向こうの未来の世界なので桁が違いましたw

ドラえもんは2112年9月3日生まれで、2125年のトーキョーからタイムマシンでのび太の時代にやってきたので、のび太の時代に行く直前、ドラえもんは12歳(2124年9/3~2125年9/2)なし13歳(2125年9/3~2126年9/2)。

だそうです(笑)年下~!最近は、あの憧れ、ずっと好きだったキャラたちがどんどん年下になって、彼らの止まった、ゆっくり流れる時間を追い越していってしまうことが寂しくも切なく思います。話がそれました。そんな偶然により、ドラえもんの誕生日にドラえもんデーを過ごしたので残しておきます。

 

その友人もドラえもんの誕生日なんてつゆ知らず、適当にお互いの予定を付き合わせてじゃあまあ9/3にしようかなんて決めて、ドラえもん展蜷川実花展に行こうと約束しました。

 

当日、朝10時集合なのが、私も当友人も遅刻魔なもんで10:30ころに集合場所で落ち合って、早速グランフロントへ。ノースタワーのナレッジなんちゃらというスペースかと思いきや、ベントラボという地下でやっておりました。その前にずっと気になっていたコカコーラのエリアに寄ったのですが、11時からで空いておらず。あのスペースは依然謎のまま…

 

地下への階段前にもドラえもんの実物大?のオブジェがいくつかあり、記念撮影したところで地下へ。チケットは当日券で1500円。ポストカードも頂きました。これは今日限定のものなのかは不明ですが、下の方に9月3日はドラえもんの誕生日!という記述が。入り口前にも3体のドラえもんオブジェと全藤子先生のキャラのボードの写真を撮って入場口へ。人はまぁまぁいましたが、平日ということもあり、混んでるほどではなくスイスイ行けました。

 

まずはSF(すこしふしぎ)シアターでイントロダクション的な映像を見ました。真っ白な机と本棚をイメージした映画で言うスクリーン的なものに投影していました。のび太ドラえもんがガイド的な役割のごく短い映像ですその映像を見てから実際の展示を見ます。展示内容についてはもっともらしく順序やリストを書いてますが、私の貧弱な記憶なので、最初から最後まであてになりません、ご容赦ください。

 

まず、原画や複製の原稿がまずズラッとならんでいました。 天使の玉ちゃん(1951年 - 1952年) てぶくろてっちゃん(1960年 - 1963年、1966年) すすめロボケット(1962年 - 1965年) オバケのQ太郎(1964年 - 1967年) パーマン(1966年 - 1968年、1983年 - 1986年) ウメ星デンカ(1968年 - 1970年) 多分ドラえもん以前の作品の窓とかの原画の原稿があったかと思います。原稿はどれも各作品の一番初めの頭を切り出していたのではないでしょうか。原画に関しては原稿になかったものや短編のものもあったかと思います。途中でパーマンとQ太郎?のモノクロアニメを画面で流してました。

 

その後、藤子さんの私物である、緑のベレー帽、くわえ煙草、アコーディオンらが展示されていました。やけに綺麗な印象だったのだけど、多分本物。 その次が、裏から白い光でライトアップされた風の少太陽エリア。コーナーの壁にジグザグとライン状に貼られていて面白い展示方でした。内容は広告からマンガ、小説まで全て肉筆で藤子不二雄の共作だそうで、もちろんそれぞれ一冊ずつしかないので丁寧に扱うこととの注意書が(笑)(調べると、こんな各1冊?のような冊数で大変貴重なもので、鑑定するとすごい額がつくみたいです。)その他のマンガコーナーや読者コーナーもあってすごい手のこんだものだったと思わされました。

 

再び、先程とはまた違う扉絵が壁一面にコピーされていて、そこにまた何枚かの扉絵が額縁に入って展示されてました。これ、ちょっと見づらいといえば見辛いし、このコーナーだけなんかもっと工夫すればいいのにって思いました。壁の方のは記憶が確かなら結構モノクロだったのですが、(マンガの扉絵だから元々そうなのかもだけど)そうでないのもあるなら、そのカラー画とモノクロ画で差異化して配置を工夫して遠くからみたらドラえもんとかにしてみてもよかったんじゃないかなーと見てました。(偉そうにすみません)

 

最後はドラえもん(1970年 - 1995年)の原稿展示。最初の、のび太の家のもとにドラえもんがやってくるシーンの冒頭?の原稿です。結構ぬるっときたんですね(笑)全体を通して割りと作品のディティールを知らないものが多くて、こうやって始まったのか!というものが多くて勉強になりました。パーマンも結構唐突だったんだなーと連れと話してました(笑)

 

そして終わりには藤子先生へのメッセージ色紙がズラリと並んでいました。ご本人、安孫子さん、トラゴンボールの鳥山明先生、うる星やつら高橋留美子先生、千秋、作家の辻村深月さん、Perfumeなど、他にもあ!っていう方たくさんサインを寄稿されていたのですが、今思い付かないので御免なさい(笑) あと、作品に入り込んだような写真が撮れる撮影スペースがありました。どれもへぇ!という面白いものでしたが、一番印象的なのはのび太のおばあちゃんの膝枕の写真が撮れるセットです~ ミュージアムショップでは、今回は控えめに図録(すごい良心的で800円ちょっとだった)と、今回の展示の宣材の画のクリアファイルだけ買いました。

 

確かこれを見るのに1時間半くらいかかり、大急ぎでお昼を大丸地下の北極星で食べて、13:30~START BY MEを時間の関係で2Dですが見ました。今回3D を前提に作られていたので、これ絶対3Dの方がいいやつだ~って思いながら。3本くらいのエピソードのオムニバス形式でしたが良かったです。やっぱりドラえもんは見るとわかりきったよく知ってる展開なのに泣いちゃいます(笑)

 

STAND BY ME ドラえもん

STAND BY ME ドラえもん

 

 

この後大急ぎでバイト向かい、バイト終わりにはどら焼き買って、TSUTAYAドラえもんDVDを借りて帰りました(笑)ふうまくんが笑えないくらいのドラえもんオタクで、彼のオススメのパラレル西遊記をチョイス。晩ごはん食べてからゆっくりどら焼き食べながら見ました。途中で寝落ちして翌朝に続き見たのは個々だけの話です(笑)

 

2014年9月3日は朝から晩まで非常にドラえもんな1日でした。付き合ってくれた友人よ、ありがとう!多分結構ドラえもんガチ勢に負けない過ごし方だと思います(笑)来年、その先は、そもそも覚えているのでしょうか?

 

to be continued…